安芸クラブ12月例会を訪問して

 

1214日少し寒さの緩んだ快晴の日、広島アンデルセンでの安芸クラブ例会に参加した。赤いテーブルセンターにローソクが灯され、クリスマスの雰囲気の中でランチから例会が始まった。

  例会のテーマは『雑談を磨く』。雑談は無駄口ではなく、雑談力から相手と心が通じると田島久子会長がご挨拶をされた。話し方のコツを見つけるには朗読が一番いいと、本日のプログラムとの関連をもって明快に話されたのが印象的だった。

 

 プログラムは、朗読家 藤野能子講師による朗読 1部は「アーネスティン・ホワイト女史からのメッセージ」と題して講師自らがアーネスティンに扮して今伝えたいメッセージを朗読された。講師が構成された映像・音楽の中から出てくる言葉は心に響いた。アーネスティンの信念・モットーが時空を超えて聞こえてくるのを感じた。“自分の覚悟と心映えによって、真の輝く人になれる。勇気をもって前進しましょう。”という女史の安芸クラブへの応援歌が聞こえてきた。

 

2部は「金子みすゞの詩の世界」で、講師の優しい声の響きに魅了された。やはり音楽と映像を講師が作成、それが詩とマッチしてイメージが広がっていった。私は間の大切さを教えられた。空間があることで、言葉の響きが余韻となって想像力を掻き立てられていくのを実感した。日常忘れていた子供の純粋な心、魂の響きが伝わりその世界に浸った。

 

高木彬子第一副会長がクロージングソートで「アーネスティン女史の理念を心に抱きながら、時代に即して変化していくことを恐れないでいきましょう。藤野講師から聞く耳を持つことが大切だということを教わりました。」と力強く話された。

その言葉を胸に、安芸クラブクリスマス例会の幕が閉じられた。

 例会に一般ゲストが9人も参加され、会員予備軍であることにびっくりした。

 他クラブ訪問は私にとって良い刺激となった。

 

                                  カウンスルNo.4 編集者 和田晴子

 

 

 10月例会福岡クラブ訪問記  

 

   教育「パソコンダイエット」  担当 村山紀子

 

20181027日(土)福岡クラブ例会に出席のため岡山から新幹線で1時間50分、樹木がお洒落を始めた秋景色を車窓から楽しみながら博多へ向かいました。

 途中、福山駅で福岡クラブを表敬訪問する近本節子Jコーディネーターと金子三屋子カウンスルNo.4会長と合流しました。福岡クラブで20182月「本箱ダイエット」の教育を行いました。今回は引続き「パソコンダイエット」の教育をするためです。このプログラムについてある会員にお話ししたところ「興味あるわ~最近肥ってしまって・・」「じゃないのよ、パソコンの中味を整理整頓するコツをご一緒に学ぶのよ」「パソコンで痩せられるのかと思ったわ」の話題など3人で談笑する内にあっという間に到着しました。

会場はヨーロッパの雰囲気溢れるタカクラホテル福岡の一室、いつもながら季節感溢れる会場作りに目を見張りました。会員宅で採れた果物や紅葉や樹花を豊かに飾り、手描きマットや柿の葉の上にお手づくりの布製品のドングリが添えられていました。この日の出席率は良く領家丘子会長はじめ新入会員の活躍が新鮮で会員一人ひとりが活発に役目を担っていました。

しかしよく見るとビジネス時にはフロアは人数が少なく寂しい。 近本Jコーディネーターが「会長と書記など3名だけボード席に座ってその他の役員はフロア席にしてはどうか」と最後にご提案をなさいました。成程と思いました。

ビジネスは基本に沿って省略することなく行われました。

プログラムではダイエットの必要性とその効果を30分教育した後、全員が1つのテーブルに集まって「パソコンダイエット」をワークショップ形式で30分行いました。シャチハタ印鑑を持ち寄りファイルの保存場所が分かった人はそのファイル(保存名が書いてある紙)に印を押してみんなが参加する意識を高めるように試みました。

最後に近本Jコーディネーターと金子カウンスル会長のコメントをいただき和やかな内に例会は終了しました。

お手づくりの心温まる嬉しいお土産を頂き帰路に付きました。もっとよい教育ができるようになりたいと願う温かな福岡クラブ例会でした。

 



 

  ひがし広島クラブ11月例会を訪問して

 

 年間テーマ「直感力を養い、自分を磨く」 月テーマ「話す喜びを知る」

 

  ひがし広島クラブのプログラムは多彩で充実しているとの評判をかねてよりよく耳にしておりましたので、112()、例会に参加できることを楽しみに訪問させていただきました。

 席次はロの字型、ボード・フロアーが一体化しており、担当者は正面の席に移動して進行を務められる方式です。

 ビジネスは井手畑裕紀議長のスムーズな進行により終了、いよいよ期待のプログラムです。

 

「ひらめきの1ページ」――言葉の連想ゲーム? 手を叩きながらリズムを取り、一言話す。→次の人が話す。順に次の人が話す。3回ぐらい巡回する。リズムを取りながら言葉を発するのは、頭と体に良い体操ですが、なかなか難しい。

 「あの人に会いたい」――ヒラリー・クリントン女史についてのスピーチ。よく調べられておられ、お話に引き寄せられた  

 「身体のリフレッシュ」――井手畑会長によるストレッチ体操。

    猫背の私には、嬉しい体操。

 「貴女と一緒に世界旅行」――担当の吉長あけみ会員より各人に、行って見たい国を問われ、それぞれが行きたい国を述べた。20年前の旅行先、シアトル市のアンダーグラウンドを自分で撮られた写真付きでのスピーチ。

 「語彙力」――語彙力・大人の日本語・間違いやすい日本語のスピーチ。

 「今日の話題」――テーマ「秋」 一人3分スピーチ。

 

 終わりに、クラブ運営に対する「思い・意欲」が感じられ、感動しました。少人数クラブであることを逆手に取り、各会員がプログラムを一つずつ担当するという贅沢さです。ゲストのもてなしも温かく丁寧で、細かいところまでの気配りを賜り、ありがとうございました。

                          カウンスルNo.4 書記 渡辺遙子(ひろしまクラブ)

 

 

ゲストをお迎えして

 

  11月の例会にカウンスル No.4書記(ひろしまクラブ)渡辺 遙子 様とゲストとして ひろしまクラブ 米門公子様をお迎えしての例会でした。

 

 今月のテーマは「話す喜びを知る」です。

  開会宣言からテンポよくビジネスが進み、休憩の後、プログラムが始まりました。

  少人数の例会では一人一人の力が発揮できるという利点はありますが、今回お二人に参加していただいたことで

  例会に膨らみができ充実した例会をおくれることができました。

  もっと会員を増やしていくことが大切だと改めて思いました。

 目的を同じくする新しい仲間ができることは、クラブ全体の心を豊かにできると感じます。

 

  渡辺様、米門様ありがとうございました。

 また、ひがし広島クラブでお待ちしております。   感謝!

 

                           ひがし広島クラブ 会長 井手畑裕紀

 

 

ITC-J福山クラブ第3310月例会を訪問して

 

 岡山クラブ納谷奈緒会員と私は可憐なコスモスのアレンジと秋のしつらえで、福山クラブ10月例会に迎えていただきました。

クラブ皆様とのご挨拶もそこそこに集合写真の撮影に誘っていただき、和やかな雰囲気に溶け込めました。

 

 月テーマは「スピーチの基本(学ぶ)」を基に、大元絵里子会長の学ぶことの大切さを例に挙げてのご挨拶の後、ビジネスは適確に進められ、さすがベテランクラブと感じました。プログラムはITC-Jサポートビューロー川崎邦子会員(岡山クラブ)による「スピーチの構成」

の勉強でした。

 講師の周到に準備されたレジメに添って、丁寧な説明と解りやすい例を挙げながら進められました。

 1)「スピーチとは」:自分が体験したり調べたりしたことを材料にして、そこから導かれたメッセージを聴衆に伝えること。

 2)「4つの大切なこと」は

    ①人は会って5秒で印象が決まる。服装は品よく、きちんとした印象作りが大切。

    ②声は肉体の一部で変えられない。高いか低いか、速いか遅いかで伝える内容を変えられると実際にデモンストレーション。

    ③究極のボディーランゲージは笑顔。すぐ出来る良い姿勢の方法をみんなでトライ。

    ④スピーチは3つのパーツにわかれている。そのバランスを良く保つことが大切。

 

  この2つがスピーチの構成のポイントになると教わり、続いてスピーチの3つのパート導入、本論、結論の詳しい説明の後新聞の読者投稿のコラムを読んで具体的に3つのパートについて検討しました。

  次に全員が2分間スピーチを作り、各テーブルから一人ずつ発表し皆さんお見事で、ITC-J歴一年未満のゲスト納谷さんも堂々と発表し良い経験ができましたと喜んでいました。

 87分間のワークショップはあっという間に終わり「とても解りやすかった。ガッテン。ガッテン。」でした。

 奥エミ子さんのインスピレーションの通り【学べば学ぶほど何も知らないという事が分かるようになる。何も知らないと分かるようになるほど、もっと学びたくなる。アインシュタイン】実りある有意義な一日でした。

 

 

                      ITC-J 岡山クラブ 第33期 第二副会長 五十嵐起久代 

 

 

                ゲストをお迎えして

 

まだまだ慣れない例会に 今月は岡山クラブ講師 川崎邦子様 カウンスルNO4訪問者として 書記渡辺瑤子様 そしてゲストに岡山クラブより五十嵐起久代様 納谷奈緒様の皆様がお越しくださいました。

 

今月のテーマは学ぶです。そして「スピーチの構成」をお話しいただきました。

 

そして 会場の皆様で ミニスピーチとして実際原稿をも作り 発表もしました。 そしてその評価もして頂き とても参考になりました。わかりやすい言葉での表現 実際に写真を見ながら考えてみるなど、今回のお話は スピーチコンテストのみならず あらゆる場面でも参考になるお話でした。講師の川崎様 ゲストの皆様 わざわざお越し頂き ありがとうございました。そして にぎやかな明るい例会となり とても嬉しい一日となりました。

 

                                                                         福山クラブ会長  大元 絵里子                                                                          

 


 

                           瀬戸内クラブ10月例会を訪問して

 

  1011日、瀬戸内クラブ第2810月例会を訪問しました。

 

柔軟な精神という月テーマで、とても、素敵なプログラム表が作成されていました。この月に咲くピンクの萩が少し、顔を覗かせたなんとも言えない淡い紫のこころ落ち着くプログラム表が迎えてくれました。

 

最近、休みがちなプログラム委員の武市さんの作品でした。『今日はプログラムリーダーだから、体調悪いけど、来たのよ』と話して下さいました。

 

会長挨拶は、ここのところの天候不順の中で、105日に舞い込んできた、嬉しいニュース、ノーベル生理学・医学賞のお話は、時を得た素晴らしい会長挨拶でした。会場には紅色のコスモスと、斑入りのピンクのコスモスが議長席に飾られ、フロアーのテーブルには、枯れ葉・どんぐり・青い葉付きのみかん・コスモスと秋を目一杯に感じるしつらえでした。ボード席は会長の演台と書記の机が側にあるだけの至ってシンプルです。ボードがフロアーにおられるので会場の方は寂しくなくて返ってそのレイアウトも少人数クラにはいい考えではないでしょうか。審議も次期役員指名委員候補者の選挙も難なくこなされました。スピーチの評価という教育で訪問しましたが、私のプロフィールは、3年前に私が紹介したことを覚えておられて、それまで、プロフィールに入っていて、驚きと感激です。プログラムは二人の新人会員さんのスピーチでした。

 

金子がスピーチの構成の評価、光成さんがスピーチの時の壇上の態度、効果的な声の出し方と評価を分担して行いました。

 

入会1年余りの会員のスピーチは新鮮で力強く今日の評価が参考になることを願っております。総評では、今日の教育で、総評者から、もっとスピーチがうまくできそう!!!できそうな気がしてきました!!と頼もしいお言葉を頂きました。次回瀬戸内クラブの例会は、スピーチデモンストレーションだそうです。代表者のスピーチの参考になることを願いながら、会場を後にし、温かいおもてなしに感謝した例会でした。

 

                             

                           カウンスル№4 会長  金子 三屋子

 

 

 

訪問を受けての感想

 

カウンスル会長・第一副会長がお見えになるということでとても緊張いたしましたが、「いつも心に太陽を」という言葉が大好きとおっしゃる通りの会長の明るさに接して、例会場がいっぺんに華やかで笑顔一杯になりました。「スピーチの評価」の教育・プログラムの講師を務めて頂きましたが、具体的で実践的な学びは、「評価の学び」にとどまらず「スピーチの仕方の学び」でもあり、スピーチコンテストのスピーカーや新入会員にはすぐ役立つ学びになったと思います。また、久しぶりに11名の会員が全員出席でお二人をお迎え出来たことが、クラブとして大きな喜びになりました。

 

                                 瀬戸内クラブ会長 寺岡 恵子

 


 

                岡山クラブ9月例会に参加して

 

10:30と少し早い時間の訪問でしたが、多くの会員がすでに活動しておられ、秋の花に飾られた会場に、新役員の張り切ったお気持ち、また会員の久しぶりの例会に心弾んでおられる様子が伝わってまいりました。多くの案件がある9月例会ビジネスですが、ベテラン会長の下、スマートに進められました。プログラム「議事法イロハ」は会員歴の短い会員にとって、ビジネスへの理解を深める良い機会になる9月例会らしい企画だと思いました。続いて再入会会員の挨拶があり、再入会という大きな垣根を超えた岡山クラブの会員同士の結びつきの深さを感じると共に、ITC-Jは会員が主であり、会員のいろいろな事情に沿うのがクラブの本来の在り方だと改めて感じました。「微笑みの種を蒔こう」の会長テーマの奥深さに触れた充実した一日でした。

 

                                         議会法規役員  成定正子(ひろしまクラブ)

 

 

     9月例会にゲストをお迎えして

 

  清々しい初秋の一日、カウンスルNo.4書記の渡辺遙子様と議会法規役員の成定正子様が広島から岡山クラブ9月例会にお越しくださいました。

 

私は長い夏休みの後の初例会であり緊張していましたが、お二人から「大丈夫」と言っていただいているような微笑みが注がれたお陰で心が落ち着きました。ITC-Jの仲間には思いやりがあり、この思いやりこそが微笑みの種だと気が付きました。

 

お休みがちだった会員の笑顔や再入会の会員の即興スピーチがありクラブのみんなが喜びに溢れていたので、良い雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。

 

ゲストをお迎えしての例会は準備と仕上げに気合が入り、少し成長できた9月例会でした。これからも毎月ゲストを期待しています。        

                                  第33期 岡山クラブ会長 村山紀子