第3回カウンスル会合 会 長 挨 拶


 

皆様、こんにちは。 

今年の4月、元号が新たに変わり、令和となりました。私たちのITC-Jも日本

リージョンから、ITC-Jへと命名されてから、2年目のバトンタッチでした。 

何かが変化する時、気持ちも新たになり、身の引き締まる期間でもあります。 

2年目の目標は、3年目への架け橋の役目と信じ、テーマは「自由にはばたけ希望をもって」といたしました。自由な発想と心には希望をもって羽ばたいて見ようと試みてみました。 

まず、第1回会合では、カウンスル№4の例会であまりお話の出来ない会員同士が一つのテーマで問題解決をして、友情を深めました。 

2回会合では、広島での初めてのホテルを使用してのスピーチコンテストでした。ホテル側の多大な協力により、クラシックな中に重厚感あふれる会合となりました。 

また、第3回会合は、クラブの独創性を発揮していただく、プログラムとなっております。カウンスル№4は横に長く、岡山から福岡までの地域性がクラブの独創性になっていると信じております。それぞれのお国にお国自慢があるように、本日は各クラブの特徴を十分に発揮してください。 

令和元年にカウンスル№4会長を務めさせていただき、私の人生にもとても心に残るこの1年でした。これからのITC-Jの発展に希望をもち、カウンスル№4は自由にはばたいてみました。これも役員の皆様、会員の皆様のやさしいまなざしのご協力のおかげ様です。おかげ様の花言葉をリボンで結んだ感謝の花束を皆様にお渡しいたします。

 


第2回カウンスル会合  会 長 挨 拶


 

皆さま、こんにちは 

昨日、元号が発表されました。それは「令和」となりました。 

この言葉は、万葉集の中から選ばれたようです。万葉集は、日本最古の和歌集であり、8世紀に完成され、様々な身分の人の歌、4,500首以上収められているものです。

令和の意味は【人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ】 

という、意味が込められて選ばれたようです。日本の悠久の歴史の中に、香り高き文化をはなち、見事に咲き誇り私たちをこれから元気にさせていただける元号と感じました。咲き誇るといいますと、今日の円光川沿いの桜は満開にはなりませんでしたね。少し残念ですが5分咲きながら、咲き誇ってくれています。 

私はこの広島グランドイエンテリジェントホテルに2月ごろから、何度も訪れました。そのたびに、4月2日には、このえんこう川の桜が満開になってくれるように、いつも念じておりました。今日はとても寒いですが、桜は私達の目を楽しませようと、咲いています、私の思いは半分叶いました   さて、本日はスピーチコンテストです。 

第2回会合のテーマは 「磨こう」 聴く力・話す力です。 

この磨くを使った四字熟語があります。その言葉は「切磋琢磨」という言葉です。 

この切磋琢磨は、中国の周の時代の王様の言動を詩にした、最も古い詩の言葉だそうです。 

スピーチを切磋琢磨に置き換えてみました。まず、「切」せつは、骨や象牙をきることで、スピーチに置き換えると、スピーチの枠組みを、まず作ります。 

「磋」切磋琢磨のは、スピーチを練って、肉付けをします。 

「琢」切磋琢磨のたくは、玉や石をたたくことで、スピーチで言えば、構成になるでしょう。 

切磋琢磨の「磨」は、みがくとも読みます。スピーチに置き換えると、美しい声であったり、美しい響きであったり、間の取り方で、光輝くスピーチにすることです。 

「学問や精神、人格を磨いて向上する」というのが切磋琢磨の意味です。 

スピーカーの皆さま、今日は光輝くスピーチを、お話してください。そして会場の皆様、聴く力を持ってしっかりと聴きましょう。 

そして、会場の私たちは微笑みを持ってスピーカーの皆様と共に、ご一緒に楽しみ向上して参りましょう。

 

 


第1回カウンスル会合 会 長 挨 拶


 

 お客様、そして会員の皆様、おはようございます。 

今年の夏は、大変な異常気象に見まわれて、今までにない暑さでした。その上に7月の地元を襲った西日本豪雨災害、また9月には北海道地震と自然災害が起こりました。 

わたしの住んでいる尾道でもライフラインがストップして10日間の断水生活となりました。この時に私が気づかされたことは「人は窮地に追い込まれた時、その人の本質が垣間見えてくる」ということでした。 

皆様方も今回の災害の中でいろいろな体験をされ、目にしてこられた事と思います。 私の知り合いの女性は公民館にお勤めになっておられます。 

その公民館に西日本豪雨災害で被災されたご家族が避難されてきました。早速「何かお役にたてることがあれば」と公民館の彼女はそのご家族に声をかけられました。すると「あなたに何が出来るのよ」と返って来たそうです。 

彼女はその短い一言が胸に突き刺さり、それからは毎日お声もかけられず見守るだけになったそうです。 やさしく声を掛けたつもりが、返って来た言葉に彼女は深く傷つけられたのです。そしてその晩は本人の脱水症状も伴い、ストレスで脚に痙攣がきたと、彼女は私に話してくれました。 

私達、人間が動物と違うところは、言葉の中で生きていると言う事です。言葉によって。幸せと感じたり、逆に思い悩み苦しむことがあります。 

私達ITC-Jの会員はコミュニケーション技術の向上と、それによる相互理解の為に、いろいろなプログラムを体験し、日々勉強し研鑚しています。コミュニケーションの中には、言葉によるものや、言葉以外の声、態度、それと共に思いやりのふりかけが必要です。 

悲しみや怒りが心に詰まっていると人と向かい合った時に、相手の心に寄り添い、ただ、一心に耳を傾けてあげることだけいいのではないでしょうか。今日は皆様とご一緒に心の平和を学びましょう。 

このところの天変地異の起こる昨今ですが、第31期カウンスル№4会長テーマは「自由にはばたけ希望をもって」といたしました。今期は会員の皆様とご一緒に、はばたきたいものです。そして今日は [美しい色とりどりの言葉の花束]を手にしていただき、希望と言うこころのお土産をどうぞ、お持ち帰り下さい。